先日、大阪の阿倍野へ行ってきました。天王寺から北畠までですが初めて阪堺電気鉄道を利用しました。ＪＲ天王寺からの乗り換えで、阪堺電車の駅を探すのに案内サインを見ながら苦労して辿り着くと、単線の駅があり1両の電車が停車していました。駅で改札を抜けてと思っていましたが、改札はなく人の流れのままに電車に乗車。切符、ＩＣカードどこで運賃の支払いをするの？その時ＩＣカードのタッチプレートがあり、まず、ここで乗車記録、降車時に清算か・・・。いよいよスタート。道路では複線となり道路中央部を軽快に走行。途中横断歩道、信号機があり自動車と同様に交通規則を守り赤で停車、車と一緒に走るので運転士さんはさぞかし神経をすり減らすだろうと思いました。でも、乗客はのんびり、ゆったりと乗っている様子です。私も・・・。昔、神戸の街にも路面電車の市電が走り、「みなとまつり」のときには電飾で飾った「花電車」が走っていたのを思いだし、ゆったりとした時代だったな～と、昔を懐かしく思いました。（戎　記）