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DIALOGUE IN SILENCE ~静けさの中の対話~

dialogue in silence

以前に 暗闇の中でのエンターテイメントである「DIALOGUE IN THE DARK」を紹介しましたが、 

今回は、音のない世界で言葉の壁を越えた対話を楽しむエンターテイメント「DIALOGUE IN SILENCE(ダイアログ・イン・サイレンス)」のご紹介です。

 

体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。

参加者はまず音を遮断するヘッドセットを装着し、静寂の中で集中力、観察力、表現力を高め、開放感のある自由を体験します。

 

音を遮られた状態でのコミュニケーションは最初はぎこちなく、我々がいかに言葉に頼りすぎているかを実感します。しかし、必死に何とか相手の目をみて伝えていくうちに、より相手との関係が深くなるように感じられるようです。

 

聴覚障害の人は必ず相手の目を見てコミュニケーションを取っていくそうですが、健常者(と呼ばれる)である我々は相手の目を見てきちんとコミュニケーションをしているでしょうか?目を合わさないで返事をしたり、いつもスマホを見て自分の世界に入っていたりしませんか?

 

この体験の最後は、ヘッドセットを外し、別の通訳さんを通じてアテンドさんに感想を話すのですが、急に話せる状態になるため言葉がなかなか出てこず、またせっかく親しくなった聴覚障害のアテンドさんとの距離を感じて寂しくなったりするようです。

 

2018年のこの催しは、8/26で終わってしまったようですが、2019年の夏にまた開催されるようですので、僕も体験してみたいなーと思っています。

(第一設計室 芦口賢史)

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