2003年2月竣工
特養伽の里ー社会福祉法人 日の出福祉会
この建物は、特別養護老人ホーム(50名)、ショートステイ(10名)及びディサービスセンターを付属する老人福祉施設である。居室は10人前後のユニット計6ユニットで構成され、特養で「ユニットケア」が初めて導入された時期の施設である。ただ、制度的にはまだ過渡期にあたり、従来型の多床室が残存する特殊な施設構成となっている。
外観デザインは、ユニット毎に分節化してボリュームを抑え、親しみやすい建物となるよう意図している。外部には全周バルコニーを巡らし、災害時の避難を容易にすると共に、建物に影を与え、深みを醸し出すよう工夫している。内外部とも仕上げの色調は木や砂壁といった、自然の落ち着いた色調のものを使用し、「家」のようにリラックスして生活できる雰囲気作りを心掛けている。
外観デザインは、ユニット毎に分節化してボリュームを抑え、親しみやすい建物となるよう意図している。外部には全周バルコニーを巡らし、災害時の避難を容易にすると共に、建物に影を与え、深みを醸し出すよう工夫している。内外部とも仕上げの色調は木や砂壁といった、自然の落ち着いた色調のものを使用し、「家」のようにリラックスして生活できる雰囲気作りを心掛けている。
物件名 | 特養伽の里 |
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所在地 | 兵庫県加東郡 |
竣工年月 | 2003年2月 |
用 途 | 老人福祉施設 |
規 模 | 建築面積 1883.02m² 延べ床面積 3970.90m² 階数 地上3階建 |
構造 | RC造 |