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「途上国の30億人に“手洗い”を届ける」

コロナ禍で手洗いの重要性が叫ばれると、この国で建築に携わる者とすれば、自動水栓にして非接触での手洗いを整備するだとか、ハンドタオルは使わないだとかを考えたりする。


しかし、一部の開発途上国では人口の約75パーセントが基本的な手洗い設備さえ整っていない環境に暮らしている。

 

SATO-TAP2

そんな中、LIXILの世界の衛生環境を改善するためのブランド「SATO」で、ペットボトルを使った簡易的な手洗い装置「SATO Tap」を2か月で開発した。

 

たった2つのパーツで安価で安全な手洗いを提供し、コロナ感染を防ぐ手助けをする姿勢に頭が下がる思いです。

 

TOTOは世界ではウォシュレットを従えて高級ブランドという地位を築いており、LIXIL(INAX)は2番手というイメージもあったが、こういう地道だが社会のために活動していることを知るとこの先、何かやってくれそうな予感がしています。

(第2設計室)

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